明日から始める紫外線ケアの話。
2018/07/30
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2018/07/30
夏だけでなく寒い冬も一年中紫外線は降り注いでいます。
乾燥が気になる冬ですが、紫外線のケアも忘れずに行いましょう!!
銀座の美容室 Hair Lounge Ayung
(ヘアラウンジ アユン)です。
今回は、UVケアについてお話したいと思います。
夏になるとみんな日焼け止めなどを使用して紫外線から身を守るようになりますよねっ
でも気をつけて下さい!! 紫外線は一年中降り注いでるんですっ。
特に、5月~9月は紫外線のピーク!!
紫外線とか、UVケアとか、、色々と耳にする機会が多い夏ですが紫外線ってなんなのでしょうか?
〈目次〉
小中学校の授業で習った事があるかもしれませんが・・太陽の光には
その波長の長さによって「紫外線」「可視光線」「赤外線」の3つの種類があります。
その中でも一番波長が短く、肌だけでなく頭皮や髪にも影響を与えるのが紫外線です。
UV(UltraViolet)= 紫外線
紫外線を英語で「ウルトラバイオレット」といい、その頭文字を取って「 UV 」と略されています。
大きく分けて紫外線の波長は、UV-A と UV-B、そして UV-C の3つに分けられます。
地球上に届く紫外線の大部分(約95%)を占めていて、の窓ガラスや曇り空の雲も透過して降り注ぐ波長の長い紫外線。
波長が長いので皮膚の表面を透過し、肌の奥まで届いてコラーゲンやエラスチンを破壊し、
皮膚の色を黒くする日焼けや、シワ、たるみなど老化の原因となります。
※ 肌を黒くする現象を「 サンタン 」と言います。
地球上に届く紫外線の約5%程度の割合ですが、UV-Aよりとても有害なのが、UV-Bです。
UV-Aよりはやや波長の短い紫外線で、窓ガラスなどは透過せずに反射しますが肌の表面に影響を与えて
日焼けしたときに赤くヒリヒリしたり浴び過ぎると肌表面の細胞を傷付けたり炎症や水膨れなどを起こし
メラニン色素を増加させる影響により、シミやそばかすの原因になります。
更に紫外線の影響を受け続けると、免疫力の低下だけでなく皮膚がんや白内障、角膜障などの危険性もあるので注意が必要です。
※ 肌を赤くする現象を「 サンバーン 」と言います。
UV-Bよりも更に危険で有毒な紫外線ですが
波長が一番短く、基本的には地球の外壁(オゾン層)でガードされるので直接は地球上で浴びることはありませんが
近年、オゾン層の破壊が問題となっていますので、紫外線の中でも特に皮膚がんなどに影響を及ぼす
UV-C が人体や環境に及ぼす危険性が危惧されています。
頭皮も顔も同じ一枚皮の皮膚ですので、通常の肌と同様に日に焼けたり
赤くなって炎症を起こしたりして荒れてしまいます。
頭皮の肌荒れが進むと、毛根にも影響を与え
新しく生えてくる髪が細く弱まったり、抜け毛の原因となることもあります。
紫外線を浴びると髪の毛のタンパク質が変性してしまうことにより
髪が弱くなって、切れ毛や枝毛の原因となります。
特に紫外線の中でもUV-Bは髪のメラニン色素を分解してしまうので、カラーリングなどの色抜けを早めたり
長い目でみると白髪の原因の一つとなってしまうこともあります。
シワやたるみ、シミやソバカスなど老化の原因となる紫外線ですので
美容にとっては天敵と言えますが紫外線にも良いところがあります。
紫外線消毒などがあるように、紫外線には殺菌効果があります。
洗濯物などの天日干しによる殺菌効果や、ニキビなどの肌トラブルにも効果があると言われています。
理美容室で使う器具なども衛生的に保つために、紫外線消毒器などを設置しているところもあります。
ビタミンDは紫外線を浴びることによって体内で合成される栄養素で、下記のような効果があります。
・免疫絵力を高める
・カルシウムの吸収を助ける
・腎臓、肝臓の働きを良くする
・大腸がん予防に効果がある
CheckPoint
効果的な日光浴の時間は?
ビタミンDの合成を促す効果など良い面もある紫外線ですが
浴びすぎると、シミやソバカス、シワやたるみなど老化の原因となってしまいます。
一日に浴びる適度な紫外線の時間としては、15分程度で良い効果が期待できると言われています。
しかも全身に浴びる必要はなく、身体の一部分だけでも効果がありますので
美容の為と全身を完全防御せずに、健康の為には適度な日光浴も心掛けましょう!!
「Protection Grade of UV-A」の略で、紫外線の種類の中でも、UV-Aを防御する効果があります。
※ PA++++ が現状の上限表示
※ +の数が多いほど、UV-Aの影響で肌が黒くなるのを防ぐ効果が高い
但し、100%紫外線を防げるわけではなく、紫外線の影響を減らせるという意味ですので
汗や水などで流れたり、手やタオルなどで触るたびに効果が弱まってしまう事も考えると小まめに塗り直す事が重要です。
「Sun Protection Factor」の略で、紫外線の種類の中でも、UV-Bを防御する効果があります。
※ SPF50+ が現状の上限表示
※ SPF1=20分間、UV-Bを防ぐ効果があります。
SPF30 のUVケアアイテムは・・30×20分間=600分間(10時間)UV-Bの影響を遅らせることができると言うことです。
しかしPA同様に手やタオルなどで擦ったり、汗で流れたりする事で効果が弱まってしまうので
やはり小まめな塗り直しが重要だと言えます。
「SPF15」も「SPF50」もUVカット効果はほぼ変わりません!!
既に解説した通りSPFの値は、どれだけ長い時間UVの影響を遅らせる事ができるかに尽きます。
通常、日焼け止めなどには「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」という2つの成分が使われていますが
紫外線散乱剤は、肌に当たる紫外線を反射・散乱させて紫外線の影響を防ぎますが
特に強めなUV効果のあるSPF50以上に使用されている事が多い紫外線吸収剤という成分は
肌の表面で化学反応をさせて、肌に透過する紫外線を防ぐ効果がある反面
皮膚にとっては刺激が強く肌荒れの原因となりますので、ロケーションに合わせて選択することをお勧めします。
CheckPoint
SPF50 と SPF50+ の違いは?
現状でのSPFの上限表示は、SPF50+です。
60や70という表示は存在しないので、SPF50以上の効果があるものを一律で「SPF50+」という表示にしています。
一番効果が高いUVケア用品を普段から使用していれば間違いないのかっ!?
それは間違いです!!
UV効果が高い商品は、それだけで肌や髪に対する負担も高くなります。
やはり、季節や天候、ロケーションや外出する時間などに合わせて最適なUVケア用品を選択することが
美しく若々しい肌や髪を保ちながら健康的な身体を手に入れる為に必要だと言えます。
UVケアは、日焼け止めなど直接肌や髪につけるものばかりでもありません。
日傘や帽子、サングラスなど直接紫外線に当たらないようにするアイテムの活用もおすすめです♪
表のように、雨でも紫外線の影響が完全に無いわけではありません!!
太陽が出ている時間いわゆる外が明るい時間帯は、雨雲の上にも太陽が出ていますので
たとえ曇りでも雨でも、紫外線は雲を透過し地上に降り注いでいますので、UVケアは必要だと言えるでしょう。
ただし、、表のように降り注ぐ紫外線の量は雲により多少遮断されますので
天候に合わせた紫外線ケア用品の選択で、肌や髪にかかる過度な負担を減らすことも重要です。
一般的な街中でのお買い物などでは、直接紫外線を浴び続ける事は稀で色々な障害物により紫外線を守ることができますが
海や山など、レジャーの場合には日を遮る障害物も少なく紫外線を直接浴び続ける時間も長くなりますし
海や雪などの紫外線の反射率は、街中で浴びる反射による紫外線量とは比べ物にならない位に強い影響を受けます。
ロケーションや用途に合わせた日焼け止めやUVケアアイテムを選択しましょう!!
日焼け止めには、クリームタイプ、ジェルタイプ、スプレータイプなど様々な種類があります。
【 クリームタイプ 】
粘土が高く肌の上にUVケア成分の膜を張る効果が高いので、しっかり紫外線を防ぎたいときにはお薦めですが
その半面、クレンジングなどでもしっかり擦ったりしないと落としづらく肌への負担も大きいです。
髪などには向いていなく、重ね付けで白浮きしやすくベタついた質感になるのがデメリット。
最近ではサラサラしたミルクタイプなどもあるので、伸びの良さや塗りやすさなどで選択しやすくなりました。
【 ジェルタイプ 】
水溶性でクリームタイプよりは伸びが良く、重ねて付けても白浮きしない、ベタつきにくいなどのメリットがあります。
クリームタイプよりはややUVを防ぐ効果が薄いような気がしますが、サラサラの使用感などが人気です。
【 スプレータイプ 】
スプレー式で広範囲にムラなく塗布しやすく、軽い質感とその使用感の手軽さが人気です。
髪の毛などにも使いやすいので、日常使いにはお薦めです。
その半面、肌への密着度などUVを防ぐ効果は一番薄い気がします。
海や山などのレジャーで、シッカリと紫外線をガードしたい場合には高密着度のタイプを選びましょう!!
海水浴などに行くと、よく日焼け止めを塗り直したりしている人を見かけます。
では、塗り方や塗り直しに最適な時間は決まっているのでしょうか?
【 日焼け止めの塗り方・塗布量 】
塗布する量は、肌に刷り込まずにムラなくゆっくり厚塗りが基本です。
日焼け止めで肌の表面を厚く覆うことで、UVカットの効果が高まります。
【 塗り直すタイミング 】
前述で説明したように、SPF50=1000分間(約16時間)紫外線を防ぐとしても、研究施設内での検証結果の数値です。
それにUVカット商品に含まれている成分は、時間の経過とともに劣化する性質もあり効果も弱まります。
手や服、タオルなどで擦れたり、汗や水で流れたりすることを考えると
通常の状態で、2〜3時間ごとに塗り直すことがお薦めです。
ただし、海やプールで泳いだりして濡らしてしまった場合は、一瞬でUVカットの効果が失われる事があるので
その都度の塗り直しや、重ね塗りをする必要があります。
CheckPoint
最近では、汗や水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めも多く販売されていますが
水に強い分、落とすときに過度なクレンジングや肌を擦ったりと肌にかかる負担は大きくなりますので
海やプールなど水を浴びるロケーション以外での使用は控えたほうが良いです。
色々なタイプの日焼け止めや、日傘などのUVケアアイテムがありますが
アユンでは、年間を通して使える質感の軽いスプレータイプを紹介しています。
日常使いとしてのおすすめ商品となりますので
レジャーなどの特別な環境には、ジェルやミルクタイプ、クリームタイプなどのUVカット率の高い製品を選択しましょう!!
アユンがお薦めするUVケアのアイテムはコチラ☆
↓
MIEUFA (ミーファ) / Napla
フレグランスUVスプレー ¥1,200- (税抜)
SPF50+ PA++++
コチラは、髪の毛だけでなく肌にも顔にも使用できる優れもの♪
(゜o゜)\(-_-)
日常使いにおススメで、スプレータイプなので髪の毛や届きにくい場所にも使いやすく
塗りムラを防ぎ、重ねての塗り直しでもベタつきにくく軽い仕上がりです。
色々な香りも選べるので、楽しみながらUVケアもシッカリしちゃいましょう♪
UVケアをしていたつもりでも、日に焼けてしまった・・などそんな事も多いと思います。
日焼けしてしまったあとのケアの仕方によって、肌や髪などへの影響を最小限に抑えることが必要です。
日焼け後、72時間以内のケアが重要だと言われています。
日焼けしてしまった日から、3日間のケアの仕方によってその後の肌や髪への影響を最小限に抑えることができます。
日焼けは一種のヤケド状態です、火傷のケアとしては先ずは冷やすことが大切です。
肌表面の熱を冷まして、皮膚にかかる負担をできる限り抑えていきましょう。
紫外線などに晒された皮膚の表面は極度の乾燥状態となっています。
そして皮膚だけでなく、体内も紫外線の吸収と共に脱水状態となっている事が多いので
皮膚表面の保湿と同時に体内の水分補給が最も紫外線を浴びたあとのケアでは最も重要です。
肌への負担を最小限に抑えながら保湿できる全身洗浄剤はコチラ
↓
老化の原因となる酸化を防ぐ抗酸化作用の高い栄養素
(ビタミンC・ビタミンA・ビタミンE・リコピン)などの補給や
抗酸化作用のある化粧品などの使用により
肌の新陳代謝を促し、色素沈着を防いだり、シミやシワなどの悩みに効果があります。
CheckPoint
急激な日焼けなどで、肌表面が真っ赤になってヒリヒリして痛みがあるときなどは
ビタミンCなどを含む化粧品などは刺激が強い場合があります。
過度な刺激は、日焼けした皮膚表面の細胞にダメージを与えてしまいますので
先ずは熱を冷ますことに重点を置き、低刺激で肌に優しい保湿ケアを心掛けましょう!!
頭皮の保湿やターンオーバーの正常化、頭皮の新陳代謝を促したりなど
紫外線でダメージを受けた頭皮に対する改善効果が見込める施術ですので是非オススメです。
※ ただし、赤みやヒリつきが強いときはヘッドマッサージ自体が摩擦による刺激を与えてしまいますので
頭皮の赤みや痛みが落ち着いてからの施術をおすすめ致します。
詳しくはコチラ記事を
↓
UVケアも大切ですが、紫外線を浴びたあとの肌や頭皮、髪の毛の継続的なメンテナンスケアが
数年後の肌や髪が健康的で美しい状態であるかどうかに大きく関わってきます。
適切な紫外線知識を身に付けて、肌も頭皮も、そして髪も守りましょう!!
お客様の魅力を引き出し、毎日のスタイリングが楽で簡単に仕上がるヘアスタイルを提案してます。
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